PECKER
渋谷有限公司は園芸用ハンドツールの専門メーカーです。ブランドの中国語名「琢木鳥(たくぼくちょう)」は、「啄木鳥(きつつき)」の「啄(ついばむ)」という文字を「琢(みがく/彫る)」に置き換えることで、「丹念に仕上げる」という意味を込めています。英語名「PECKER」と合わせて、花や木を愛し、美しく整えることに情熱を注ぐ園芸愛好家の心を象徴しています。私たちは園芸ツールのフォルムをベースに、さまざまな植物の形を組み合わせたデザインを展開しており、こうしたクリエイティブな発想を通じて視線を引きつけ、ブランドの印象を深く心に刻んでもらうことを目指しています。
デザイン項目
┃ ブランド ┃ ロゴ ┃ 標準色 ┃ 標準書体 ┃ グラフィック ┃ 事務用品 ┃
┃ ポスター ┃ 商業写真 ┃ カタログ ┃ ウェブサイト ┃ CIマニュアル ┃


ロゴデザイン
ロゴデザインにおいては、キツツキのシルエットからインスピレーションを得て、クラシックで繊細なものからモダンでミニマルなラインまで、16種類の異なるスタイルのロゴをデザインし、お客様にご提案しました。それぞれのロゴには独自のコンセプトとアイデアを込め、深く分析した上でご説明し、お客様の参考となるようにしています。最終的に決定されたバージョンは、細部にわたって微調整を行い、視覚的に最もバランスの取れた仕上がりにすることで、お客様のご要望と期待にお応えしています。
標準色デザイン
ブランドの標準色を選定するにあたり、私たちは渋谷有限公司「PECKER」ブランドの実際の製品を綿密に調査し、9種類のカラーバリエーションを提案しました。配色の独自性と、製品部品の色との調和に重点を置いて検討を進めました。最終的には、北欧スタイルを意識した配色、オリーブグリーン(Pantone 390C)とクールグレー(Pantone Cool Gray 10)を選定しました。この配色は自然な雰囲気に寄り添いながらも、現代的な印象を持たせるものです。オリーブグリーンは爽やかで洗練された印象を与え、市場でよく見かける鮮やかなグリーンとは一線を画します。最終的に、このカラースキームはロゴ、標準書体、ステーショナリーなどブランド全体にわたって展開され、統一感のあるアイデンティティの確立につながりました。


標準書体デザイン
慎重な検討を重ねた結果、最終的に選ばれたロゴに合わせて、専用の手書き風書体を特別にデザインしました。視覚的な一体感を実現するためのこのユニークな書体は、ロゴとの相性も抜群であり、ブランド全体の統一感を高める重要な要素となっています。この書体は、名刺、封筒、カタログ、ウェブサイトなど、今後のさまざまなデザイン展開において一貫した使用ができるよう、識別システムの一部として体系的に整備されています。






クリエイティブグラフィック
クリエイティブグラフィックの制作においては、スコップ、ジョウロ、剪定バサミ、花切りバサミ、ノコギリ、レーキなどの園芸ツールを巧みに組み合わせ、ヒマワリ、セージ、松、花、ヤシの葉、タンポポといった植物のシルエットをデザインしました。このようなビジュアル表現は創造性にあふれ、視線を引きつけるだけでなく、見る人に強い印象を残します。同時に、ブランドが展開する商品内容を象徴的に、かつ魅力的に伝えるデザインとなっています。






ステーショナリーデザイン
ロゴ、ブランドカラー、標準書体、クリエイティブグラフィックを統合し、一貫性のある識別システムを構築しました。このシステムは、名刺、封筒、台紙、ポスターなどの事務用品に展開されています。デザインの目的は、渋谷有限公司「PECKER」ブランドの創造的なイメージを際立たせ、ブランド全体の統一感と認知度を高めることにあります。

展示会ポスター

商業写真
最終的に、お客様は私たちがデザインしたCIS識別システムに基づき、ブランドと製品のリニューアルを行いました。その後、新商品に対して、シチュエーションと用途を反映した商業写真を撮影しました。これらの写真とクリエイティブグラフィックは、今後のカタログ、ウェブサイト、ポスター、展示会などの関連デザインに役立ちます。
カタログデザイン
私たちは、写真、ロゴ、ブランドカラー、標準書体、クリエイティブグラフィックを巧みにカタログやウェブサイトデザインに取り入れました。これらの要素は、渋谷有限公司「PECKER」に独自のブランドスタイルと特徴をもたらし、ブランドの創造的精神とプロフェッショナルな価値を表現しています。