ROYALHERB
御漢堂康健株式会社は、「亀鹿二仙膠」と漢方薬材に特化した企業です。従来の亀鹿二仙膠は、あまりにも伝統的で古風なイメージが強く、本プロジェクトでは、その固定観念を打破することを目指しました。私たちは、漢方薬材や製造過程をスケッチ風に描写することで、文芸的で洗練されたブランドイメージを創出しました。これにより、若い世代を含むより広い年齢層にアプローチできると考えています。このようなブランドイメージは、より多くのターゲット層の関心を引きつけ、御漢堂康健株式会社「ROYALHERB」にとって、さらなる市場機会とビジネスチャンスをもたらすと確信しています。
デザイン項目


ロゴデザイン
御漢堂康健株式会社「ROYALHERB」は、長い歴史を持つ漢方薬材店ブランドであり、「亀鹿二仙膠」の製造に特化しています。そのため、私たちのロゴデザインでは、漢方薬材、薬壺、漢方のイメージ、亀の甲羅、鹿の角、書道風の文字といった要素を取り入れ、全16種類の異なるデザインスタイルを制作しました。それぞれのデザインには、独自のコンセプトと意味が込められています。
標準書体デザイン
最終的に、私たちは1つのロゴを選定し、それに合わせて専用の手描き書体をデザインしました。これにより、視覚的に最も調和の取れた表現を実現しています。さらに、このロゴと書体をもとに統一された識別システムを構築し、名刺、封筒、販促物、パッケージなど今後のデザインにおける基準とガイドラインを整備しました。このシステムは、御漢堂康健株式会社「ROYALHERB」の独自の魅力を際立たせ、ブランドイメージの一貫性とプロフェッショナル性を高めることを目的としています。






クリエイティブグラフィック
亀鹿二仙膠のパッケージやプロモーション資料では、これまで漢方薬材の紹介に実物写真を用いるのが一般的であり、伝統的な漢方の古風なイメージが強く表現されてきました。しかし、そのような表現方法では、特に若年層の消費者に対するアピール力が限られてしまう可能性があります。そこで今回は、漢方薬材をスケッチ(素描)で表現することにしました。これにより、パッケージやプロモーション資料に文芸的かつ芸術的な雰囲気を加え、ブランドに新たな生命力を吹き込みました。このようなデザインスタイルは、よりファッショナブルで魅力的なブランドイメージを作り出し、若い世代の注目を集めることを目指しています。こうしたアプローチを通じて、亀鹿二仙膠が現代の消費者のライフスタイルや嗜好により近づくと同時に、伝統的な漢方文化の精神もしっかりと受け継いでいくことを期待しています。
パッケージデザイン
パッケージデザインを行う際には、ブランドイメージの外観、構造設計、素材の選定、複合素材の活用、印刷方式など、さまざまな要素を総合的に考慮する必要があります。今回のパッケージデザインでは、3種類の異なる商品アイテムがあり、それぞれに3つの同一容量のバリエーションが存在します。そのため、いかに効率的に共通のパッケージ資材を活用し、構造を簡素化し、梱包作業をしやすくするか、また未使用時の資材の保管スペースを最小限に抑えるかが、設計上の重要な課題となりました。
商業写真
ウェブサイトデザイン
写真、ロゴ、ブランドカラー、ブランド書体、そしてクリエイティブな図形をウェブサイトデザインに活用しました。これらの要素は、御漢堂康健株式会社「ROYALHERB」のウェブサイトにブランドならではの独自性とプロフェッショナルな印象を与えています。